PRESS RELEASE
Magicsの新バージョンで、進化したトレーサビリティ、コネクティビティ、オートメーションが可能に
April 27, 2023
MagicsのWorkflow Automationツール:CO-AM Software PlatformおよびMaterialise Machine Managerとの連携について発表
ルーベン(Belgium) —2023年4月27日 - 3DプリントソフトウェアとサービスソリューションのグローバルリーダーであるMaterialiseは、データおよび造形準備のソフトウェアであるMagicsに新機能を追加しました。 製品設計からパーツ製造、 造形準備、3Dプリントに至るまで、デジタルスレッド(糸)が製造プロセス全体をつなぎます。これを可能にするためには、接続性とトレーサビリティが重要となります。そのため、Magicsの最新アップデートでは、他のソフトウェアソリューションとの連携を重視しています。
「トレーサビリティは、あらゆる3Dプリント製造において重要です」と、Materialiseのプロダクトラインマネージャー、Egwin Bovynは述べています。「航空宇宙産業のような規制の厳しい業界からの条件向けだけでなく、品質向上という意味でも重要な役割を担っています。過去のビルドパラメータを追跡することで、どの方法が正しくて何が間違っているのかの知見を得ることが可能です。また、プロセスを改善する際に参照できる詳細なログを提供いたします。」
このアップデートでは、 Materialise Machine Managerの連携を実現し、ユーザーとBuild Processorsとの接続を可能にします。また、プロジェクト情報や3Dプリントを成功させるために必要なパラメータを送信します。
「MagicsをMachine Managerに接続することで、AMマシンパークと接続されたビルドプロセッサーを管理する新しいクラウドベースのソリューションを提供します」とMaterialiseのプロダクトマネージャー、Brecht Pellensは説明します。「クラウドベースでの作業は本質的にコラボレーションに適しており、ユーザーは造形準備作業のすべてを1台のワークステーションに依存する必要がありません。同僚とのファイルやプロセスパラメータの共有もこれまで以上にスムーズになります。さらに、すべてのプロセスパラメータとビルドファイルはクラウドに保存され、どの段階におけるワークフローのトレーサビリティも継続して行います。」
Magicsのアップデートでもう一つ注目すべきは、 AM Workflow Scripting初の既製のスクリプトです。MagicsのツールであるAM Workflow Scriptingは、Materialiseまたはユーザーによって開発された、すぐに利用可能なスクリプトとカスタムスクリプトを提供します。また、データや造形準備中に繰り返される作業を自動化することを可能にします。Protolabs社が使用するために作成された最初の既製スクリプト「スマートラベリング」は、数分でパーツに自動的にラベルを貼ることができます。他のAM Workflow Scripting スクリプトも、2023年後半に追加で提供される予定です。「20個のパーツにラベルを貼る作業は、新しい自動化されたワークフローでは1人5分ほどで完了します。以前は、2人で1時間半から2時間かかっていました。それは決して楽しい作業ではありませんでした。「今ではチームのストレスが減り、よりやりがいのある、モチベーションの高い仕事に時間を使うことができるようになりました。」とProtolabs社のカスタマー・プロジェクト&アディティブ・デザイン・マネージャーであるChristoph Erhardt氏は語っています。
Materialiseについて
Materialiseは、30年以上にわたる3Dプリントの経験を、持続可能な3Dプリントアプリケーションを強化するさまざまなソフトウェアソリューションと3Dプリントサービスに取り入れています。当社のオープン、かつ安全で柔軟なエンドツーエンドのソリューションは、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、アイウェア、アート&デザイン、ウェアラブル、消費財など、さまざまな業界において、柔軟な工業生産と大量のパーソナライゼーションを可能にします。ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つMaterialiseは、業界最大のソフトウェア開発者グループと、世界最大かつ最も設備の整った3Dプリンティング施設を兼ね備えています。
Materialiseプレス担当者
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